みなさん!こんにちは!
いつも赤門鍼灸柔整専門学校のコラムリレーをご覧になっていただき、ありがとうございます。

今回は『痛風』という病気についてお話をさせていただきます。
私自身、痛風を起こす一歩手前であり、私の周りにいらっしゃる痛風を経験された方からも「とても痛い」と聞いていますので、ちょっと怖いです。

この『痛風』という病気は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、肥満、ストレス、遺伝などが原因となり、血液の中に尿酸という物質が溜まってしまうことで起こります。

ビールを片手に美味しいものばかり食べて、おなかが出てきた男性方々、要注意ですよ!足の親指の付け根が腫れあがって、とてつもなく痛くなります。

実は、この『痛風』、昔は庶民にはとてもまれな病気でした。歴史上の人物では、アレクサンダー大王、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ニュートン等が痛風に苦しめられていたようです。(諸説あります)日本では、高度経済成長期にかけて『痛風』をわずらう人が爆発的に増加しました。

経済や生活は豊かになったけれど、そのことにより、病に苦しむ人々が増えるのは残念なことと思います。

東洋医学には『医食同源(いしょくどうげん)』(意味:食事は医療の根本であり、病気を治す薬と健康を増進する食事とは、本来根本は一緒であるから、日常の食生活に留意することが大切だとする東洋医学の考え方。『学研 四字熟語辞典』より抜粋)という言葉があります。

私もこの言葉を胸に刻み、食べ物の誘惑に負けず、健康な体を作っていきたいと思います。

<学科副主任>伊東太郎