「朝起きたら瞼や顏がはれぼったい、夕方になるとふくらはぎが張って靴がなんだかきつくなったみたい」などという症状はありませんか?

むくみは腎臓や心臓の病の症状として現れますが、健康人でも疲れや運動不足、またストレスが原因でも現れます。
東洋医学では、むくみは水分代謝の失調によって体内に水分があふれている状態と考えられています。

水分のめぐりが悪くなり体内に蓄積したものを痰飲(たんいん)と言います。痰飲は体内にしつこく停滞する性質があり、気血の流れを妨げます。そうするとむくみのほかに、食欲不振、関節痛、肌荒れなどを伴ったり、人によっては冷えや疲れを感じたりするという方もいらっしゃいます。

むくみは手足や顏に現れることが多いのですが、東洋医学では内臓の働きの低下によって現れると考えられています。ですので顔や手足だけにマッサージを行っても根本的な解決にはなりません。

赤門では臨床実習にてその日の患者様の状態に応じて、オーダーメードのマッサージ施術を行っています。むくみがある所だけでなく身体全体を癒すマッサージはおすすめです。

夏の疲れが出始め、そして寒くなって体力や免疫力が落ちる前の養生としてマッサージ施術をご体感下さい。

(専任教員)宍戸新一郎