先生紹介/東洋療法教育専攻科
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武藤 永治 先生

講師
【資格】はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・盲学校特殊教科教諭(理療)
【担当科目】はりきゅう臨床学・臨床実習
先生から一言
医師が自立するまでには、医科大学で6年、医師国試合格後は必研修で2年、更に後期研修(大学院など)で2年と概ね10年間の厳しい学習をしています。 鍼灸師は専門学校で3年、国試合格後は十分な技能を身に付ければ自立することができますが、今後は地域医療の担い手として医療・介護連携に参画するなどして、地域医療に貢献することが求められます。そのためには、鍼灸師も国試合格後にも更なる研修が必要になることは必定です。 本校東洋療法教育専攻科の校舎は、仙台市の中心街に立地していることから来校者が多く、豊富な臨床実践が行われ、また関係大学との連携も密であり大変恵まれた学習環境を有しています。 茶道の教えに「守・破・離(しゅはり)という言葉がありますが、それぞれ一言でいうと、「守:基本」「破:応用」「離:独自性」となります。この言葉は江戸時代に剣道や柔道などでも用いられるようになり広く知られるようになりました。この考えは医道を歩む鍼灸師にも応用できる教えです。この精神を胸に秘め、しっかりと深く広く時間をかけて学習を積み、技能を高めて行くことによって道を拓かなければなりません。 鍼灸マッサージ師を目指す皆さん、国家試験に合格した暁には是非東洋療法教育専攻科に入学して研鑽を積み重ねてください。高い志を持って有能な医療技術者となるために頑張ってくれることを強く願っています。
▼経歴
昭和48年3月 | 東京教育大学教育学部付属理療科教員養成施設 卒業 |
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昭和48年4月 | 福島県立福島盲学校 教諭 |
平成2年4月 | 福島県立盲学校 理療科主任 |
平成6年7月 | あはき師国家試験委員(厚生大臣官報広告 2期4年) |
平成7年4月 | 筑波技術大学 保健科学部 講師(平成23年3月まで) |
平成11年4月 | (社)福島県鍼灸マッサージ師会 学術会員 |
平成12年4月 | 福島県立盲学校 教務主任 |
平成16年4月 | 福島県立盲学校 教頭 |
平成16年9月 | 放送大学教養学部「発達と教育専攻」 卒業 |
平成16年4月 | (社)全日本鍼灸学会 理事(平成23年3月まで、現在:諮問委員) |
平成20年4月 | (社)全日本鍼灸学会 東北支部長 |
平成21年4月 | (社)福島県鍼灸師会 監事 |
平成21年3月 | 教育公務員 定年退職 |
平成21年4月 | 赤門鍼灸柔整専門学校 東洋療法教育専攻科 講師(現在に至る) |
平成21年4月 | 国際メディカルテクノロジー専門学校 鍼灸科 講師(平成26年3月まで) |
平成27年5月 | 第64回(公社)全日本鍼灸学会学術大会ふくしま大会の開催(副会頭兼東北支部長) |
▼著書
タイトル | 著作者等 | 出版元 | 刊行年月 |
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眼聴耳視の教育 : 強度弱視教師の願いと実践 | 武藤 永治 | 自費出版 | 2010.10 |
専門学校講義録(臨床倫理学、文献研究、他) | 武藤 永治 | 国際メディカルテクノロジー専門学校 | 2012.04 |